パーソナルトレーニングに興味はあるけど、「パーソナルジム＝高い」というイメージから、なかなか踏み出せない方も多いと思います。

本記事では、全国のパーソナルトレーニングジムの相場を調査し、

• なぜ、その価格になるのか
• パーソナルトレーニングはいくらかかるのか

を明確にした上で、費用対効果を最大化するための失敗しないジムの選び方についてもご紹介します。

なぜパーソナルジムは「高い」と感じるのか？料金相場の基本知識

パーソナルジムの料金構成要素とは？

専門知識を持つトレーナーによるマンツーマン指導は、一般的なフィットネスジムと比べて高額になりがちです。

その理由は、以下の3つの要素に対する対価が含まれているからです。

👤専門的な指導料と人件費

• 経験豊富なトレーナーによる完全オーダーメイドのプログラム。
• 専門知識や資格、実績に基づいたフォーム指導や、モチベーション維持のためのマンツーマンサポート。

🫱🏻‍🫲🏻手厚いサポート体制

• LINEなどを用いた日々の食事やメンタル管理。
• トレーニング時間外の生活習慣サポート。
• ウェア、タオル、アメニティの無料レンタル。

🏋🏻‍♀️施設・設備の維持費

• トレーニングに集中しやすいプライベート空間や、最新マシンの導入費用。
• 大都市圏の駅近など、アクセスが良好な好立地は、高い賃料

全国的なパーソナルジムの料金相場

ポータルサイトや業界情報を分析し、全国的なパーソナルジムの相場をプラン別にまとめました。

項目	全国的な相場価格帯	備考
入会金	20,000円～50,000円	集客のために無料キャンペーンを行っているジムも多い。
月額制（月4回）	30,000円～60,000円	1回あたりのトレーニング時間や付帯しているサービスが異なる。
1回（都度払い/60分）	8,000円～15,000円	基本的には都度払いの方が単価が上がる。
2ヶ月集中（総額）	200,000円～350,000円	短期間で結果を出すために、通う回数が多くなったり、サポートが増えるので、その分料金が高くなりやすい。

パーソナルジムの平均価格として最も多く見られるのは、月4回のセッションで40,000円～50,000円程度です。小規模な個人経営のジムでは25,000円程度から設定されている場合もあります。

ただし、ジムによってトレーニング時間や付帯しているサービスが異なるため、単純に月々の会費だけでは比較がしにくい状況です。

また、1回の料金だけを大きく見せて、安く感じさせるサイトもあります。

支払い方法別パーソナルジム料金相場比較

目標や予算に合わせて、パーソナルトレーニングの値段を最適化するため、プラン別の相場と特徴を理解しましょう。

月額制（継続利用型）の相場とメリット・デメリット

相場	週1回（月4回）で30,000円～60,000円
メリット	トレーニングが習慣化しやすい 1回あたりの単価が安くなることが多い
デメリット	利用しなかった月でも料金が発生する場合がある

都度払い（1回完結型）の相場とメリット・デメリット

相場	1回（60分）あたり8,000円～15,000円
メリット	初期費用を抑えられる 忙しい月は休み、時間に余裕がある月に回数を増やすなど、柔軟に利用できる
デメリット	月額制と比較して1回あたりの単価が割高 トレーニングの習慣化が難しい 体作りの計画が立てづらい

都度払いでパーソナルトレーニングを利用するメリットについてはこちら>>>

短期集中コース（パック料金）の相場とメリット・デメリット

相場	2ヶ月（16回）の総額で200,000円～350,000円
メリット	徹底した食事管理と高頻度のトレーニングにより、短期間で目標を達成できる可能性が高い リバウンド保証などのサポートが付帯するケースがある
デメリット	初期にまとまった費用が必要

【地域差を解説】あなたのエリアの料金相場を知るには？

パーソナルジム料金に地域差が生まれる理由

パーソナルトレーニングの相場は、お住まいの地域によって大きく変動します。
この差は、不動産価格と市場の競争率によって生まれます。

立地（テナント家賃）

東京や大阪といった大都市圏の主要駅周辺は賃料が高く、そのコストがパーソナルトレーニングの価格に上乗せされて、料金相場が高くなる傾向にあります。

市場の競争

大都市圏などの人が集まる地域は、利便性が高く、顧客の絶対数も多いため、ジムの母数も多くなり、大手パーソナルジムや設備を充実させた個人経営ジムが多くあります。

逆に、地方に行くと、個人経営かつ広告宣伝費を抑えた地域密着型のパーソナルトレーニングジムが多いので、価格を抑えることができ、相場が全国平均よりも安価になる傾向があります。

主要都市・地域の料金相場比較

地域	月額相場価格帯	相場が高い理由
東京	45,000円〜75,000円	賃料が高く、競争も激しい。
大阪	35,000円〜65,000円	東京に次ぐ高い賃料と競争率。ジムの種類も豊富。
福岡	30,000円〜50,000円	大都市でありながら、比較的賃料が安く、相場も抑えられやすい。

費用を抑えて高品質なジムを選ぶための3つのチェックポイント

パーソナルトレーニングは値段が高いながらも、賢く費用を抑えてサービスを受けられる方法があります。

【費用を抑える裏技】安くなるタイミングとサービスを利用する

集客キャンペーン

ポータルサイトなどで確認できる「入会金無料」や「初月月額割引」を利用しましょう。

一般的には

• 年明けや新生活が始まる1月・3～4月などの節目
• ダイエットやボディメイク需要が高まる5～7月
• 集客が落ち込む11～12月の閑散期

に、キャンペーンが打ち出される傾向があります。
体験トレーニングの値段も3,000円～5,000円と手頃ですが、キャンペーン期間中は無料で受けられる場合があります。

オープニングキャンペーン

新規店舗のオープン時は、集客を最優先するため、破格の割引や特典が設定されることが多くなります。

モニタープラン

トレーニングの経過や成果を公開することを条件に、一般的な相場よりも安い料金でトレーニングを受けられるケースが多いです。
成果が公開されるという状況が緊張感を生み、挫折しにくく、目標達成の確立も上がります。

大阪でモニタープランをお探しの方はこちら>>>

ペア割

友人や夫婦で一緒に申し込むことで、1人あたりの値段が安くなります。
お互いに励まし合ったりできるので、目標達成まで、楽しく継続することができます。

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料金が安いジムと高いパーソナルジムの違いを理解する

低価格帯のジム	アクセスが不便な場所にある コストカットされている 都度払い中心 シンプルなサービス内容（必要に応じて、オプションで食事指導などをカスタマイズできる） 個人経営
高価格帯のジム	経験豊富なトレーナーによるマンツーマン指導 高級な内装や厳選された設備 手厚い食事・生活習慣指導 リバウンドサポート など、質の高いサービスを提供するために設備や人件費に投資している

【設備面】

• 提供できるトレーニングの種類が限られることがある
• 負荷調整の選択肢が少なくなる可能性がある
• 狙った部位にアプローチしづらい場合がある
• 安全面を意識して、慎重に使わなければならない場合がある

【人件費面】

• トレーナーによってサポートのスタイルに差が出ることがある
• トレーナーによって経験や知識量が異なり、指導の質が安定しにくい

料金だけで選ぶのは危険！「値段」以外の選び方

結果を出し、費用対効果を最大化するためには、価格以外の要素を検討するのが不可欠です。

トレーナーとの相性

無料カウンセリングや体験を通じて、指導方法が合うか確認しましょう。

アクセスの良さ

継続こそが成果につながります。自宅や職場付近など、生活圏内で通いやすい立地がおすすめです。

食事指導の具体的な内容

テンプレートではなく、ライフスタイルに合わせた指導をしてくれるか確認しましょう。

食事指導付きパーソナルジムの選び方と料金相場について詳しくはこちら>>>

【まとめ】パーソナルトレーニングの相場を把握し、最適な料金プランを見つけましょう！

パーソナルトレーニングの料金は決して安くありませんが、「確実な成果」と「将来の健康の担保」と考えると価値ある投資になります。

近年、パーソナルジムの増加が顕著で、サービスや仕組みも複雑化しています。
本記事でご紹介した相場を基準に、自分の目標と予算に合うジムを見つけていただけましたら幸いです。

FIT HIVEでは、より多くの方にトレーニングの楽しさと、その効果を感じていただけるよう、さまざまな料金プランをご用意しています。

大阪でパーソナルトレーニングジムをお探しの方は、お気軽にご相談ください。